後悔

気付いてしまった。


気付かれてしまったこと。
嘘を見抜かれてしまったこと。

なのに、何もわかってないふりなんて、きっとできっこない。


あたしは、何も怒ったりしてない。誰も攻め立てる気はない。
誰かに傷つけられたりもないよ。
あるのは
あの日の軽率な自分を呪いたいっていう気持ちだけ



友達の気持ちも分かる。

事を大きくしたくないのは、逃げているあたしを想ってのこと。

卑怯なあたし
もっともらしいことばかり言う、彼女の美しさを嫉んでる



もうダメ。

苦しめたくない。
あたしも、もやもやしてたくない。


友達はあたしを想って、そのことで自分を責めて、苦しんでる。

何に対してそう感じてるかがあたしには理解できないけれど


あの子は優しいから。
悔しいほどに。



あたしは、影でしかものを言わないから、余計に振り回すのね。
最低。


腹を括らなければいけないのかも。


壊れてもいい

本当は嫌だけど、
とても怖いけど


開放しなければ、一生後悔しそうだ


そして、そんなあたしには見方がいない

欲しい訳じゃないのだけれど、
多勢に無勢は心が痛いわ


誰にも、理解されない気がするのは
あたしが冷たい人間だからだね


あたし、すねてなんかないわ
怒ってもいない


だから、勝手にあたしのことをいい加減に解釈しないでよ


言ってはみても

結局は
何も話さない
何も伝えようとしない
あたしが悪いの

キモチワルイ

心がざわつく
罪の意識

嫌な感じ


拭い去りたい


だから、謝罪する


生傷をさらけ出して
消毒液を塗られる痛みを
知ってる？


しばらく笑えなくなるのよ

すれ違い

いいのよ


もう、いいの




どうしてそこまでするの？

あたしは何も感じてないわ

何を悩むの

あなたはあなた

あたしはあたし


それでいいじゃない

止めよう

いつもの明るいあたしにもどるね